JA広島北部管内でナシの収穫が始まり、JA広島北部梨部会は1日、JA甲田支店で梨査定会を開いた。14戸の農家が7品種、59品を出品。糖度や重量を測り、色づきや熟れ具合を確認した。二十世紀梨の糖度は10~12度、高いもので13度あり、平均重量は432㌘。今年の生育は、春先の霜害もなく人工交配も良好で、春以降の天候にも恵まれたこともあり品質は上々だ。玉太りも良く糖度も高い。向田光明部会長は「今年はおいしい梨となった。消費者においしい高田梨を食べてほしい」と話した。
同梨部会は、安芸高田市内の農家29戸が、約8㌶の農園で二十世紀梨を中心に栽培し、9月下旬まで収穫が続く。
(広島北部)
トメ