広島県内農業ニュース
県産ブルーベリー朝食に提案 JA広島果実連がフェア実施
2015.08.20
県内農業
広島の新たな特産果実として振興が進むブルーベリーの出荷が最盛期を迎えたことを受け、販売を担当するJA広島果実連は店頭でのPR活動を強化している。通年で県産果実の売場を確保しようと展開している「広島県産くだものフェア」の一環で、提携店には売場の前面を継続して提供してもらい、週末ごとに試食宣伝販売を実施する。
売場では同連や産地関係者が店頭に立ち、栽培時に農薬を使用しない栽培体系や、機能性の高さを消費者に伝える他、ヨーグルトやシリアルとの相性が良いことから朝食用の果物としての利用を提案し、食卓への導入を呼び掛けている。提携店であるフレスタの田中紀和バイヤーは「毎年継続して実施することで消費層が広がり、販売も安定しつつある。地元が振興する特産品を産地とともに盛り上げたい」と話す。フェアは8月下旬まで続く。
(南部)
トメ