庄原警察署は16日、JA庄原上下支店で息子を騙る示談金名目のなりすまし詐欺を未然に防いだとして、同支店の森戸美穂さんと久保奈津美さんに感謝状を贈った。
76歳の女性組合員が10日、息子を名乗りお金を振り込んでほしいという電話が複数回かかってきたので、振込手続きに来たとのことで、多額の現金を持参し同支店窓口を訪れた。振込金額が高額であったこと、振込先氏名の漢字が分からないなど、不審な点もあり、対応した2人が振込を思い留めさせ、被害を未然に防いだ。
森戸さんと久保さんは「日頃、窓口業務を行うなかで組合員とのコミュニケーションを大切にすることで、犯罪の未然防止に努めたい」と述べた。
(庄原)
トメ