広島県内農業ニュース
「アンジェレ」部会設立
2015.05.12
県内農業
JA庄原では、ミニトマト「アンジェレ」の栽培に取り組んで今年で3年目を迎える。トマト、ミニトマトを園芸振興の重点品目に位置付け、営農センターを核として生産基盤の拡充に取り組んでいる。年々生産者も増え、念願の販売高1億円達成を視野に入れて一層の産地拡大を図っている。
産地化に向けた取り組みとして、今年は新たにアンジェレ部会を設立した。同JA産の「アンジェレ」は品質の良さが高く評価され、県内の生産量の半分を占めるまでになった。部会を設立することで、地域の枠を超えた生産者の仲間づくりや互いの栽培技術の向上につながると期待を寄せている。
4月下旬、JA高野支所で生産者やJA全農ひろしまが出席し、発足式を開いた。部会規約、2015年度事業計画、収支予算を承認した。今後は圃場の巡回研修、目合わせ会、栽培研修会などを計画し、生産者一丸となり秀品率、販売高の向上を目指す。
部会長に就任した国本和行さん(42)は「10㌃当たり5㌧の収穫、売上3000万円を目標に頑張りたい」と意気込む。
(庄原)