広島県内農業ニュース

味・香りともに上出来キュウリ/福山きゅうり出荷組合

2015.03.31
県内農業

福山市・福山キュウリ出荷1 福山きゅうり出荷組合が、ハウスキュウリの出荷を始めた。福山市新涯町を中心とする生産者5戸で構成する同組合では、現在、加温ビニールハウス約0.8㌶でキュウリを栽培。鮮度抜群で、味、香りともに申し分ないと、市場で好評だ。今年産は、生産者の温度管理によって順調に生長。良質でみずみずしいキュウリに仕上がり、生産者も出来に太鼓判を押す。

 生産者は、一本ずつ丁寧に収穫したキュウリをコンテナに入れ、JA福山市川口グリーンセンターの集出荷場に搬入。

 隔日出荷ではあるが、1日平均800㌔が集まる。その後、自動選別機で等級や階級別に仕分けて5㌔の箱に詰め、地元福山市や広島市の市場に送り出している。

 出荷のピークは4月下旬で、6月下旬までの出荷期間中、約60㌧を送り出す見込み。

 同グリーンセンターの北浦浩之センター長は「今年も、味、香りともに上出来。自慢のキュウリを多くの人に味わってもらいたい」と話す。JAの産直市にも並ぶ出荷組合のキュウリは、地元産の安全で安心な農産物を買い求める来店客にもファンが多い。
(福山市)