広島県内農業ニュース
春のギフトに「はるか」いかが JA広島果実連
2015.03.31
県内農業
出荷最盛期を迎える広島県の新たな特産カンキツ「はるか」の贈答販売が好調だ。広島市内の百貨店や果物専門店では春らしい鮮やかな黄色の果実を前面に出してギフト展開している店舗が増えており、売れ行きも好調だ。販売を担当するJA広島果実連では今年産の出荷に合わせてブランド強化を見据えた贈答用販売の提案を強化していた。
日に20件前後の注文があるという天満屋の山下隆行バイヤーは「春は学業や仕事に区切りができる季節で進物も増える。黄金色に輝く『はるか』は華やかなお祝いに適しており積極的に勧めている」と話す。
同連の下岡正次長は「輸出先の東南アジアでは満月を連想させる縁起良い果物として評価されている。国内販売でも祝い事をイメージできるようなPR活動を展開したい」と話す。 (南部)