広島県内農業ニュース
春レタス出荷スタート/JA広島北部
2015.03.17
県内農業
JA広島北部管内で春レタスの出荷が始まった。収穫は5月初旬まで続き、JA全体で44万5000玉を出荷する計画だ。水耕栽培でレタスを生産するJA広島北部クリーンカルチャーグループと市場関係者ら20人は3月上旬、安芸高田市のJA元気野菜総合集出荷場でレタスの目合わせを開き、これからの管理や収穫後の荷姿など注意点を確認した。
鮮度管理では、午前中に収穫して予冷庫に搬入し、Lサイズ(400㌘)以上を中心に出荷する。気温が低い3月は葉がしっかり巻いているものを収穫し、気温が上がる5月は収穫遅れがないよう注意を払う。
グループの廣政公一会長は「出荷量は年々順調に増えているため品質管理を徹底しよう」と呼び掛けた。
JA選果場では、3月中旬から日量2万玉を出荷。グループのレタス出荷量は、前年並みの40万玉を計画する。契約販売でレタスを供給するコープCSネット(中国四国地域で組織する9生協)へは、生産数の約4分の1、約10万玉を出荷する予定だ。
(広島北部)