広島県内農業ニュース
盆向け花き 出荷最盛期をむかえる
2014.08.12
県内農業
JA庄原甲奴郡支所管内では、盆を控えてリンドウ、トルコギキョウの出荷が最盛期を迎えている。出荷は盆と彼岸にピークを迎え、10月末までに30万本の出荷を見込んでいる。
2つの花は棚持ちが良く、「甲奴の花」として市場評価が高い。8月6日の平和記念式典(広島市)では、献花としても使われた。
週3回の出荷日には、JA甲奴支店の選荷場に各生産者が集まり、協力して規格の確認や箱詰め作業を行っている。今年は病害虫の発生が少なく順調に仕上がっている。
昨年からリンドウの栽培を始めた高杉辰徳さんは「今年が初めての出荷だが、早い時期から花が咲いた。部会のみなさんとの出荷作業は楽しく、色々と教えてもらいながら栽培に取り組んでいる」と話した。
(庄原)