広島県内農業ニュース

「塩レモン」ブームで「広島レモン」に追い風

2014.07.15
県内農業

    万能調味料として話題の「塩レモン」が消費者の注目を集めていることを受け、JA広島果実連は「広島レモン」のPR活動で活用を始めている。

   「塩レモン」はモロッコ生まれの調味料とされ、カットした果実を約1カ月塩漬けにし、浸み出した液や果実を料理に使う。熟成したまろやかな酸味と塩味が肉、魚との相性良く、和・洋・中いずれの料理にも使える。「広島レモン」を販売する提携店では「塩レモン」のレシピを伝えるPOPや料理本を展示し、果実の販売高揚を目指す。
同連の牧本祐一部長は「皮ごと安心して使える『広島レモン』は『塩レモン』に最適だ。間もなく始まるハウスレモンの販促活動に合わせて全国で展開したい」と話す。

   同連は6月に発刊された複数の特集誌や料理本に果実や情報を提供するなどして編集に関わっている。
(南部)