広島県内農業ニュース
ねんきん倶楽部設立
2014.06.24
県内農業
JA広島中央は、年金受給者の親睦を深め、充実した生活を送れるようにとねんきん倶楽部を設立。年金受給者への更なるサービスの向上に取り組む。
公的年金の受取を同JA口座に指定している年金受給者が自動的に会員となり、会員特典やサービスが受けられる。会員特典として、年金が受給される偶数月の17日を「年金感謝デー」とし、支店窓口に来店した会員にプレゼントを配るサービスを始めた。プレゼントは支店ごとに個数限定で配り、なくなり次第終了する。年金受給者に来店してもらい、情報やサービスを提供することでより多くJAを利用してもらう狙い。
17日の第1回目「年金感謝デー」では、来店者に扇子をプレゼント。来店した60代の男性は「これからの季節にぴったりのプレゼントがもらえてうれしい」と笑顔で話した。
同倶楽部の特典では、誕生月のプレゼントや親睦旅行への参加、年金支給月の指定日にJA渉外担当職員が自宅に年金を届けるサービス、JAポイントカードのポイント付与などがある。併せて、会員専用の上乗せ金利の定期貯金や定期積金などサービスに力を入れる。
佐々木正文金融部長は「地域に密着したJAとして、年金受給者に様々なサービスやイベントをすることで、よりJAを利用してもらいたい」と述べた。
今後、会員同士の親睦を深めるイベントや優遇特典を増やしていく計画だ。
(広島中央)