広島県内農業ニュース

街宣活動スタート JA三次青壮年連盟

2014.05.13
県内農業

 JA三次青壮年連盟は、JA管内8ヵ所のAコープや三次市内のスーパーで、国益を守れない環太平洋連携協定(TPP)に断固反対を訴える県内統一リレー街宣活動を皮切った。啓発資材のチラシやポケットティッシュペーパー1000個を用意し、部員やJA職員が買い物客に配布した。街宣車を走らせPRもした。関税の撤廃・削減の対象から農産物の重要5品目の除外や食の安心・安全に関する基準や医療制度を守る必要性を市民に呼び掛けた。

 JA三次青壮年連盟の藤原博己委員長は「農家や法人の人はもちろん、消費者の人にもTPPによる様々な分野への影響を知ってもらいたい。国益を守れないTPPには断固反対を呼び掛け、関係組織と一体となり、引き続き行動をしたい」と訴えた。

 リレー街宣活動は、JA広島農青連の取り組みの一環で、各JAの青壮年組織による活動を展開する。スケジュールは、次のとおり。▽JA広島中央=12日▽JA芸南=13日▽JA三原=14日▽JA尾道市=15日▽JA庄原= 16日▽JAYOUTH広島市=17日▽JA広島北部=18日。

(三次)