広島県内農業ニュース
県産かんきつ提案 JA広島果実連
2014.05.07
県内農業
大型連休や母の日の需要期に向けてJA広島果実連は春時期に出荷するカンキツのギフト商材としての販売提案を強化している。
出荷が始まった「アンコール」や「カラマンダリン」「南津海」に加え、完熟栽培された中晩かんなどで、4月下旬から5月上中旬の需要は年々増えている。重油価格高騰により施設栽培の品目が減っていることが背景にある。
天満屋の山下隆行バイヤーは「元来、簡易贈答や持ち帰りギフトの多い時期で、1日に30件前後の需要がある。今後も高品質のカンキツは販売増が見込める」と話す。
同連の牧本祐一部長は「気温が高くなる時期の出荷となることから、品質向上に加えて果実体質の強化も求められる。産地関係者と協議しながらアイテムを増やしたい」と述べた。
(南部)