広島県内農業ニュース
良きライバル、仲間として地域農業の発展めざす JA尾道市青年部を設立
2014.04.01
県内農業
JA尾道市管内で活躍する20~48歳の担い手農業者34人が情報を交換しながら交流を深め、地域農業の振興につなげようとJA尾道市青年部を設立した。2014年1月に青年部創設準備委員会を立ち上げ、JAと協力し地域内の50歳以下の農業者に参加を呼び掛けていた。
27日には尾道市内のホテルで設立総会を開き、部員やJA、行政から35人が出席。役員の選任と14年度の活動計画など決議した。部長には、尾道市因島重井町で花きを栽培する村上力さん(35)を選任した。村上さんは「若い私たちが所得向上を目指すことが地域農業の発展につながる。部員らが良きライバル、仲間として情報交換を活発にしていきたい」と意気込んだ。JAの上野泉組合長は「担い手が集まり一歩ずつ前進し、新しい農業の形を作ってほしい」と激励した。
今後青年部は、農業経営に関する研修会や新規就農者への技術指導、食農教育、農業関連のイベントへの参加などに取り組む予定。
(おのみち)