広島県内農業ニュース
【福山市】農業機械大展示会&農業情報市場開催 両日とも活況 JAの総合事業を生かしさまざまな情報を発信
2025.02.25
県内農業
JA福山市は15、16日の2日間、福山市の広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)で「農業機械大展示会&農業情報市場」を開いた。メーカー各社が最新の農業機械や生産資材をずらりと並べたほか、営農情報を発信する特設ステージ、融資や共済ブースなどで多彩な情報を発信。2日間で組合員など約2465組が来場し、にぎわいを見せた。
会場は、農業機械大展示会と農業情報市場の2つのエリアに分かれており、農業機械大展示会エリアでは最新技術を搭載したトラクターやコンバインなどの大型農業機械をはじめ、家庭菜園用耕うん機や刈払機まで幅広く展示したほか、草刈り鎌や軍手などの生産資材も販売した。JA農機担当者やメーカー関係者が機械の性能や操作方法を丁寧に説明し、安全使用と適正導入についてアドバイスした。
農業情報市場エリアでは、無料土壌診断や米の食味診断に加え、気軽に相談できる営農相談の他、共済・融資などJAの総合事業を生かした相談ブースを設置した。特設ステージでは、当JAの営農指導員や女性部担当者が、水稲の高温障害による白未熟粒対策や食農教育、資源循環型農業をテーマにした取り組みとして「里海米」や「耕畜連携3―R」についてプロジェクターを用いて説明。農業に関連するさまざまな情報を発信した。
熱心に説明を聞く来場者の姿も多く、「最新技術の情報が得られた」「各メーカーの機械を見比べることができて良かった」と話した。