広島県内農業ニュース

【広島市】助け合い支え合い地域住民の絆を深める拠点に JA広島市八木支店「がんばろう!!八木」開催

2024.11.05
県内農業

 広島市安佐南区のJA広島市八木支店は19日、2014年8月20日に発生した「広島土砂災害」からの復興を後押しし、組合員や地域住民との交流の場として「がんばろう!!八木」を開いた。
 多くの組合員や地域住民が被災する中、一日でも早く通常の生活を取り戻すため、地域住民が心をひとつにして復興への道のりを歩んできた10年。JAも地域の一員として役に立ちたいとの思いから、2015年から同イベントを開催してきた。台風や新型コロナウイルス感染拡大の影響から開催を見送っていた時期もあり、今年で6回目となる。
 当日は、八木農事研究会による地元野菜の販売や同JAレディースクラブ八木支部が広島菜入りやきそばを販売。広島市豪雨災害伝承会による「広島土砂災害」のパネル展示で防災・減災を啓発・啓蒙し、地域のサークルの活動発表会などが催された。雨が降りしきる中、多くの地域住民が来場し、舞台出演者と一緒に歌を歌うなど、会場には笑顔とふれあいの輪が広がった。
 同支店の新村嘉規支店長は「イベントを通じて支え合いの輪が広がり、元気で活力に満ちた八木の町づくりのお役に立てることが私たち職員の喜び。これからも皆さんとともに活動していきたい」と話す。