広島県内農業ニュース

【ひろしま・呉】地元高校生が企画 地域住民と県産フルーツでパフェづくり

2024.10.08
県内農業

 広島県呉市の広まちづくり推進協議会は9月22日、同市広まちづくりセンターでパフェづくり体験を開き、地域住民約200人が参加した。
 地元高校生らが参加する活動「ひろまちデザインファクトリー」(同協議会が主催)のメンバーが広(ひろ)を盛り上げようと企画。イチジクや梨、ブドウ、バナナなど旬の県内産フルーツを使って参加者と一緒にオリジナルのパフェを作り、地域住民と交流した。
 フルーツは呉市や江田島市、東広島市などの農園から取り寄せたほか、JAひろしまも県内産フルーツのPRを兼ねて協力。
 企画した高校生は生クリームやホットケーキを作り、フルーツを切り分けるなど準備し、参加者に作り方を説明。参加者はプラスティック製のコップに層を重ね、フルーツで飾り付けた。
 パフェを作った子ども達は「たのしい」「おいしかった」「層にするのが難しかった」と出来上がりに満足していた。
 企画した高校3年生の木元美結さん(18)は「思った以上に参加者が集まってびっくりした。子ども達が楽しそうに作っていてうれしい。今後も地域とコミュニケーションが取れる活動を続け、地域を元気にしたい」と話す。