広島県内農業ニュース

【広島市】全会員の想いをつなぐ JA広島市レディースクラブ「千羽鶴」奉納

2024.08.06
県内農業

 2022年度からの3ヵ年計画で「JA女性 想いをひとつに かなえよう」をスローガンに「つながろう」「まもろう」「かかわろう」を具体的な活動目標として活動するJA広島市レディースクラブ。7月27日に、安部紀恵会長、藤本喜代子副会長、金本ゆかり副会長が組織を代表して、全支部で折った3,000羽の折り鶴で制作した千羽鶴を平和記念公園に奉納した。
 同クラブは、28支部、総勢3,070人の会員からなる同JA最大の会員組織で、同JAを拠り処として、地域や仲間と積極的に関わりながら、「食」「農」「地域」の活性化や持続可能な社会の実現に向けたSDGsへの取り組みを展開している。また、家の光協会が発行する冊子「家の光」や日本農業新聞を活用した活動・学習で自らを磨き、次世代の新しい仲間づくりに励むとともに、子ども向け月刊誌「ちゃぐりん」を管内の小学校143校へ毎年寄贈しており、地域の子育て支援にも精力的に取り組んでいる。
 来年、設立30周年を迎えるにあたり、会員同士の「つながり」をさらに深めたいと考え、どこでも誰でも参加できる活動として折り鶴を折ることを決めた。19日の役員会で、災害が多い昨今、力を合わせて活動できることに感謝しながら、平和の祈りを込めて会員らが折った折り鶴を持ち寄り、つなぎ合わせて千羽鶴は完成。安部会長は「折り鶴をつないでいくことで、永続的に活動できる組織づくりを目指す全会員の想いもつなげることができたのでは」と話す。