広島県内農業ニュース
【ひろしま・呉】特産キュウリ活躍 今年も冷麺に、キャラでPR JAひろしま呉 セブン―イレブン
2024.05.28
県内農業
広島県江田島市特産「江田島きゅうり」を使った「呉風冷麺」が14日、大手コンビニエンスストアのセブン―イレブンで販売を始めた。7月末まで県内全店で販売する。
「江田島きゅうり」はJAひろしま呉地域営農経済センター、江田島アグリセンターとJA全農ひろしまが協力し、セブン―イレブン・ジャパンへ供給する。ご当地グルメとして人気の「呉冷麺」の具材に活用される。
産地限定の食材を使い、他商品との差別化により販売拡大を狙って2022年に企画。今回から、パッケージには「江田島きゅうり」のキャラクターが採用された。
「江田島きゅうり」を栽培するのは江田島市の江田島野菜出荷組合胡瓜部会。23人が所属し、約4㌶のハウスで4~7月中旬、10~翌年1月末まで約610㌧を生産する。
同部会の小松真也組合長(44)は「丹精込めたキュウリが入った呉風冷麺。シャキシャキとした食感を楽しんでほしい」と笑顔でPRする。
販売は6月下旬まで広島、山口県のほか山陰地方の一部。それ以降は県内のみの販売となる。
同JAの渡辺一弘さんは「販路拡大することで産地の底上げと生産意欲の向上につながるよう努力する」と意気込む。