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【広島市】自分たちの活動指針「ポリシーブック」が完成 2024年度の活動計画へ反映

2024.03.28
県内農業

 JA YOUTH広島市は、自分たちの活動指針となる「ポリシーブック」を組織として初めて作成した。ポリシーブックには、「農業経営」「JA組織強化」「地域農業」の3分野にわたる地域・営農・盟友を取り巻く課題と解決策を、①盟友自らが取り組む②JAとともに取り組む③行政に要望するをそれぞれに分けて明文化した。今後は、7月の総会に向けて協議を重ね、ポリシーブックの活動方針を2024年度の活動計画に反映させていく。
 ポリシーブックの作成は、23年10月から着手し、広島県農業協同組合青壮年連盟の支援を受けて計3回の研修会を開いた。19日に行った最終回となる研修会では、11月に行った研修会で盟友や地域が抱える課題や解決策を出し合い、実効性や妥当性を踏まえて議論して完成させたポリシーブックの原案を披露した。参加した16人の盟友は、原案に自分たちが協議した課題と解決策が反映できているかを確認するとともに、解決策を活動計画に落とし込むために具体的な内容(5W1H)について協議した。
 研修会に参加した髙西雅博さんは「それぞれの課題を自分事として捉えることができ、参加してよかった」と話した。研修会を終え塗本浩則副委員長は「今回、みんなで協議した内容を来年度の活動計画に盛り込んでいきたい。全て一度に実行するのは難しいことから、優先順位をつけて取り組んでいくことも大切だ」と意欲的に話した。
 4月20日にも同様の研修会を開き、各支部ごとに議論し意見を出し合うことで、24年度の活動計画を練り上げていく。