広島県内農業ニュース
【ひろしま・佐伯中央】毎月15日は「いちごの日」特別パックで特産「はつかいちご」PR
2024.01.23
県内農業
JAひろしまはつかいち苺部会は1月から4月までの毎月15日を「いちごの日」とし、JA産直ふれあい市場「よりん菜」で廿日市市の特産イチゴ「はつかいちご」の特別パックを販売している。「はつかいちご」の魅力を多くの人に発信しようと昨年から企画し、好評だ。少量にパックしたものを手に取りやすい価格で限定販売し、新たなファンを増やしている。
15日は、同部会の藤田速雄部会長が「おいしいですよ。ぜひ食べてみて」と買い物客に直接PR。特別パックは午前中に売り切れた。初めて「はつかいちご」を購入した買い物客は「色鮮やかできれい。家族で食べたい」と笑顔を見せた。
「はつかいちご」は甘味と酸味のバランスがよく、しっかりとした食感を楽しめる。駆け付けたファンは「何度食べても飽きない。今シーズンも楽しみ」と期待を寄せた。同JA廿日市アグリセンターの山田輝明係長は「今年は残暑により出荷が遅れたが、甘くておいしいイチゴに仕上がった。多くの人に味わってもらいたい」と話した。
同部会は、10戸が約80㌃のハウスで生産し、同市で70年以上続くイチゴ栽培の歴史を守る。毎月15日(いちごの日)限定の「はつかいちご」特別パックは税込み600円で、売り切れ次第終了。