ＪＡ広島市は「支店ふれあい活動」の具体的な取り組み項目のひとつである「支店広報紙」を全支店で毎月１回発行している。支店と地域とのつながり作り、情報の受発信、支店内の情報共有につなげている。
　２０２２年度の支店広報紙コンクールの審査会を開き、原支店の支店広報紙「原豆つうしん」を最優秀賞に選んだ。記事内容や紙面構成など全体的なレベルアップが見られ、巧みな色づかいでカラフルな紙面で読者の気持ちを明るく、元気づけるものが多かったと評価した。優秀賞には可部支店、優良賞には横川支店、審査員特別賞には己斐駅前支店を選んだ。全３２支店の広報紙をＪＡ本店を訪れる組合員に広く周知し、職員が他の支店の優良事例を参考とするため、５月１０日まで本店４階エントランスに展示する。
　最優秀賞の原支店の澤井佳代子主任は「地域の行事は必ず掲載し、手書きにこだわり身近に感じてもらえるよう工夫している。みんなでアイディアを出し合うことで職員間のコミュニケーションも深まった」と話した。