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【酪農協】4年ぶりに開催 乳牛の美人コンテスト「ひろらくブラック&ホワイトショウ」

2023.03.28
県内農業

 広島県内の若手酪農後継者などで構成する広酪ホルスタイン改良同志会は18日、乳牛の資質を競う「第39回ひろらくブラックアンドホワイトショウ」を三次市の三次家畜市場で開いた。最高位のグランドチャンピオンに経産牛では、同市の(有)檜高牧場が出品した「HDK ジヨーダン ブーテイー」、未経産牛では、世羅町の藤井康浩さんが出品した「ブルートパーズ ハナンズ サルト」を選んだ。

 ショウには県内各地の酪農家や県立西条農業高校から19頭が出場。月齢や未経産・経産で分けたクラスごとに審査し、表彰した。

 広島県酪農協の温泉川寛明組合長は「4年ぶりに開催でき、うれしく思う。酪農家にとって厳しい経営状況が続いているが、廃業を止めるべく支援していく。明るい兆しを信じて、一体となってがんばろう」と激励した。

 グランドチャンピオンやリザーブチャンピオンなど16頭は、4月2日に岡山県で開催される「第38回中国地区ブラックアンドホワイトショウ」に出場する。