広島県園芸振興協会は11月中旬、三原市大和町で白ネギ栽培の管理作業省力化、軽労化に向けた技術の現地検討会を開いた。生産者やJA・行政関係者ら36人が参加。埋め戻しと土寄せ作業をする乗用管理機の効果を確認した。
県内では歩行型管理機による作業が主流だが、乗用管理機の導入で作業時間は半分以下となる。また、歩行型と比較し、旋回時などの筋力負荷が少なく、女性や高齢者の新たな活躍も期待できる。
露地型野菜品目部会長でJA広島中央営農販売課の西田聡課長は「乗用管理機を活用して白ネギ栽培面積を拡大し、生産者手取りを増やしていきたい」と話した。