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防災意識を高めよう/JA呉女性部三高支部

2019.05.21
県内農業

JA呉女性部三高支部は13日、JA呉三高支店で江田島市危機管理監危機管理課の桂俊二防災指導員を講師に招き、「三高地区の防災について」と題した講演会を開いた。部員25名が参加。

 昨年7月の西日本豪雨から10ヶ月がたち、その時の教訓を活かし部員たちの防災意識を高めたいと武田民子支部長が江田島市消防署に相談。消防署から江田島市危機管理課の紹介を受け、今回の講演が実現した。

 講演では西日本豪雨や過去に起きた災害の被害状況を当時の写真と共に振り返りながら、三高地区土砂災害ハザードマップを活用し危険区域や避難場所を確認。桂俊二防災指導員は「大雨や台風は最新情報をこまめに確認し『あとから考えれば、なぜ避難しなかったのか』とならないように早めの避難準備、行動を心掛けてほしい」と呼びかけた。

 講演を終え、武田民子支部長は「昨年の大雨で江田島市も甚大な被害を受け、支部で防災に関することを学びたいと考えていた。命を守るため防災は大切だと、みんなで学ぶことができよかった」と話した。

(呉)