広島県内農業ニュース
ひろしまライスクッキング・コンテスト
2017.11.14
県内農業
JAグループ広島は『毎日快腸で快調!「野菜たっぷり御膳」が元気の秘訣!』をテーマに、中・高生が料理の腕を競う「第16回ひろしま・ライスクッキング・コンテスト」を開いた。日本型食生活と米消費拡大をすすめ、地産地消や日本の農業に関心を持ってもらうねらい。
11日、広島市の比治山大学健康栄養学部で第2次審査を行い、県内45の中学・高校から応募のあった3,114点のうち、書類審査を通過した18人の男女が最終実技審査に挑んだ。
JAグループ広島が重点園芸品目に掲げるキャベツ、ホウレンソウ、ワケギ、ネギ、トマト、アスパラガスの6品目の野菜のうち1品目以上を使った一汁三菜の和食レシピを制限時間内に作り上げた。最優秀賞のJAグループ広島賞には西原琴音さん(県立総合技術高校)の「広島の夏を乗り切れ!彩り健康野菜御膳」が、特別賞のJA全農ひろしま賞には赤畠友紀さん(県立河内高校)の「地域の皆様ありがとう御膳」が輝いた。
広島県栄養士会の会長ら審査員8人はおいしさや地産地消、健康性など5つのポイントをチェック。審査員から「バランスのとれた美味しさ満点の料理であった。野菜もたっぷりで和食の素晴らしさが表現されているものだった」と評価された。最優秀賞の西原さんは「広島の野菜をいっぱい食べてもらえるように気を付けた。学校で練習した成果を出せた」と笑顔を見せた。受賞作のレシピは、同グループホームページで公開していく予定。