広島県内農業ニュース
ワイン初仕込み
2015.08.13
県内農業
(株)広島三次ワイナリーは4日、同社工場棟で2015年産ワインの仕込み作業をスタートさせた。同社は専用園地で栽培する多品種のブドウや地元農家との契約栽培のブドウなど、地場原料にこだわったワインを醸造している。
工場棟では、ワイナリーの社員がブドウの軸を取り除いてつぶし、果汁を搾る機械に「ピオーネ」を投入。搾った果汁は、醸造担当者が正確な糖度を計って工場内のタンクに貯蔵した。仕込み作業後はろ過などの安定化処理をし「ピオーネヌーボーワイン」として10月下旬に発売する予定。同社の太田直幸醸造長は「今年産のピオーネは糖度が高く香りもよい。おいしいワインに仕上げたい」と話す。
同社は2015年度、醸造用12品種のブドウ約120㌧を仕込む。問い合わせは同社、(電)824(64)0200。
(三次)
トメ