広島県内農業ニュース
尾道ジェラート発売
2015.06.03
県内農業
JA尾道市は、暑い夏を乗り切ってもらおうと、新商品「尾道ジェラート」の販売を6日からJA産直市で始める。併せて、同日に試食宣伝もする。
JAは、地元特産物のPRを通じて生産者の所得向上につなげるため2014年に加工品プロジェクトを立ち上げ、15年2月から「尾道ジェラート」の企画会議を重ね、商品化に至った。
ジェラートには、JA管内の果樹類の中でも、尾道市因島が発祥の地とされている「はっさく」「不知火」、全国でも屈指の生産量を誇る「いちじく」など果汁がたっぷりで糖度も高い「モモ」などを使用している。
全国展開する尾道市のジェラート専門店と提携し、果実をふんだんに使い、果肉が豊富に詰まったジェラートに仕上がった。
価格は1カップ120ml入りで300円(税込)。贈答用品の箱入り(4種類×3カップ入り)も販売する予定だ。価格は送料、消費税込みで3780円。
JA尾道市の丹下和博経済事業専任常務は「管内特産品の果物をジェラートという形でも消費者に楽しんでいただき、ブランド力の向上につなげていきたい」と意欲を示した。
今後は広島市内の産直市でも販売していく予定だ。問い合わせは、JA購買部、(電)0848(20)2812。
(尾道市)