広島県内農業ニュース

推進企画室に女性リーダー 窓口業務を強化

2015.04.28
県内農業

 JA広島市では2015年が第6次中期経営計画の最終年度にあたり、組合員や地域住民とのつながりの強化に引き続き取り組むとともに、営業力の強化にも重点を置き施策を展開している。今年度は新たに推進企画室に女性推進リーダーを置き、窓口担当者や共済専任担当者の窓口推進知識・受付処理能力の向上に力を注ぐ。

 推進リーダー2人は、23日までの7日間で10支店を訪問し、窓口業務での課題を解決するため事前調査をした。窓口役席者・担当者へ聴き取りし、課題の原因や現場での問題点、成功例、要望などを集める。

 21日は、広島市安佐南区の大須支店の宮下美香次長へ、窓口メンバーの経験年数や窓口推進の状況、事務ミスやクレームへの対応方法の他に、窓口と渉外との連絡方法などを聴き取りした。

 岩本香寿美推進リーダーは「思った以上に窓口担当者の胸の内を聴き取ることができた。共通した理解を得られる強い体制を築きたい」と話す。

 今後は、聴き取りをした情報も参考にしながら、計画的に訪問指導をし、職員の意識統一のもと効率的な窓口業務ができるよう環境づくりを目指す。

(広島市)