広島県を代表する特産カンキツと同じく地元が誇るJ1プロサッカーチームによるコラボが話題になっている。

　JA広島果実連は24日、広島市中央卸売市場にて発表会を開き「サンフレッチェ広島」応援バージョンの「広島レモン」となる「サンフレモン」の発売を報告した。同連は今年1月、生産量日本一の「広島レモン」でチームを優勝に向けて応援しようと申し出ていた。お披露目されたのは専用シールを貼った大玉1個入りと、専用袋に入れた中玉2個入りの商品で、県内の百貨店、スーパーを中心に3月1日から発売される。売上の一部がチームの強化資金として提供される。当日はチームの千葉和彦選手会長と同連の川田洋次郎会長がレモンの着ぐるみや法被を着て発表会を盛り上げていた。また「サンフレッチェ広島」のキャラクターである「サンチェ」が「サンフレモン」の公式PRマスコットに就任し、今後試合会場やイベントで商品をアピールする。

　千葉選手は「開幕前にこのような形で応援して頂けることを喜んでいる。試合前に栄養豊富なレモンを選手全員で食べて勝利を目指したい」と話した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（広島・南部）