広島県内農業ニュース

アールスメロン出番

2014.07.29
県内農業

 北広島町の豊平メロングループは、「ミラノ」「ベネチア」の出荷20日から始めている。4戸が8月中旬までに2000玉を出荷する見込みだ。佐々木修一部会長は「糖度も順調にのってきており今年も良いものができている。年2回の講習会で、グループの生産技術も向上しており最適な出荷を目指しおいしさを知ってもらいたい」と意気込む。


 このほど開いた出荷会議では、JA広島市営農指導員が生産者と糖度や品質、規格などを検査した。JAの各支店やゆうパック、北広島町のさんさん市、広島市内のスーパーなどで販売される。すでに予約も多く受け付けている。


 贈答品として購入する人が多いため、メンバーは見た目の美しさにも厳しくこだわり、果実に網目の入る時期の温度と湿度の管理に細心の注意を払って栽培している。糖度と玉の大きさを確保し、最高の状態になるよう、一つの株から1玉の実をしっかりと育てている。
(広島市)