広島県内農業ニュース
因島のスイカ出荷最盛期
2014.07.22
県内農業
JA尾道市スイカ部会が生産するスイカの出荷が最盛期を迎えている。6月下旬から出荷が始まり、適度な降雨により玉太りが良く、糖度も12度以上と上々の出来となっている。
部会では、因島地区の23戸の生産者が約5㌶で栽培した大玉スイカ「縞無双」「祭り
ばやし」、小玉スイカ「スウィートキッズ」「姫甘泉」「ボンボン」などを栽培。収穫したス
イカをJA因島営農センターへ持ち込み、JA職員が1玉ずつ手でスイカを叩き、音の響きや感触で実詰まりや、熟れ具合を判断し、大玉は3等級、小玉は2等級に選別。広島市や福山市の市場へ出荷する。7月24、25日までに200㌧の出荷を見込む。
同営農センターの天間啓太指導員は「広島のスイカと言えば因島のスイカ。今年の出来
もよく、食味には自信があるので、多くの方に味わってもらいたい」と話す。
(おのみち)