JAグループ広島からのお知らせ

JAグループ広島新規就農者育成・支援事業始まる

2014.04.23
お知らせ

   JA広島中央会は22日、広島市でJAグループ広島新規就農者育成・支援事業の開講式を開きました。第2期生として20代から40代の6人が2015年3月まで12カ月間の集合研修を通じ、農業経営に必要な知識の他に、コミュニケーション能力など身につけます。また、県内先進農家や全農ひろしまの研修農場で農業技術も習得します。

 式でJA中央会の村上光雄会長は「熱い志を持ち、初心を忘れず、就農に向け日々研鑚に励んでほしい」と励ましました。

 第2期生の福山市出身の多木陽平さん(34)は、祖父が亡くなり荒廃した水田を見て、農業で地域に貢献したいと、3月末で食品加工業を退職されました。既に研修後の2015年4月から同市の生産組合の一員として、ホウレンソウ栽培の独立自営就農が決まっています。多木さんは「安全・安心な農産物を作り、次の世代に残していくことのできる農業を目指したい」と意気込みを話しました。

 新規就農者育成・支援事業は、2013年度からJAグループ広島が取り組んでいます。新たな担い手の就農・定住につなぐため、生産組織、行政など関係機関と連携し、営農定着できるまで、一貫してサポートします。