広島県内農業ニュース
安芸高田市子牛共進会
2014.04.22
県内農業
JA広島北部は16日、安芸高田市の美土里家畜集合施設で安芸高田市子牛共進会を開いた。会場には、市内13戸の畜産農家から生後4ヶ月から1歳未満の優秀牛17頭が出品。個体審査と2回の比較審査を行い、優等賞8頭を決めた。優等賞首席には、秋国満さんの「ともだ5839号」が輝いた。
審査では、母牛になる素質や大きく育つ要素を判定するため、体つきや皮膚の柔らかさなどをチェックした。首席の「ともだ5839号」は横から見たときの体の長さ、深さや後から見た幅、張りなど形が良好と評価があった。体の品位、型付、毛質の部位別に、特に優良な子牛3頭が特別賞に選ばれた。
JAの香川洋之助組合長は「改良の課題を整理し、今後の肥育に役立ててもらいたい。今後もJAは安芸高田市や関係機関と連携しながら畜産の振興を図っていく」と話した。
8月下旬に開かれる同市畜産共進会に出場する。
優等賞上位3頭は次のとおり。
▽首席=「ともだ5839号」秋国満(高宮町)▽2席=「ささき7584号」佐々木義明(美土里町)▽3席=「えりか2の5号」松下文夫(美土里町)
(広島北部)