広島県内農業ニュース
峠の母里(もり)が今年もオープン
2014.03.11
県内農業
広島市佐伯区湯来町の農産物直売所「峠の母里(もり)」が2日、今年もオープンした。
町内に拠点となる場をつくり、地域を活性化したいという思いから酪農を営む女性7人が2011年に開設。
店舗では、地域の18の農家が出荷した季節の農産物をはじめ、こんにゃくや餅、広島菜巻、肉みそ、梅干しなどの加工品を販売している。積雪の多い1、2月の販売は休止し、開店は3月。オープン当日は、餅や特製ミルクスープを来店客に振舞った。
広島市内から訪れた来店客は「帰ってきたという感覚にさせてくれる場所。オープンを心待ちにしていた」と話した。代表の木村佐代子さんは「多くの人に峠まで足を運んでもらい、地域も元気になってほしい」と期待する。
「峠の母里」は、3月から12月の毎月第1・3日曜日、午前9時から営業する。
(広島市)