広島県内農業ニュース

【ひろしま・佐伯中央】いちごのおやつを作ったよ JAひろしまはつかいち苺部会

2025.02.18
県内農業

 JAひろしまはつかいち苺部会の藤田真紀子さんは2月8日、廿日市市中央市民センターが開く料理教室「~みんなで地産地消~きちんとおやつ」で「はつかいちご」を提供し、調理を一緒に楽しんだ。市内の小学3~6年生12人が参加。藤田さんが「はつかいちご」の栽培方法や歴史、魅力などを説明。藤田さんの持参した巨大いちごの重さ当てクイズでは、90㌘超のいちごに子どもたちから大きな歓声が上がった。
 料理の実技では、3班に分かれ班ごとに協力しながら、藤田さんが当日朝に収穫した「はつかいちご」を使い、いちご大福といちごのカップケーキを調理。全員美味しそうなお菓子を完成させ、笑顔で自宅に持ち帰った。
 4年生の大谷晴花さんは「お父さんの誕生日が2月なので、家に帰ってもう一回作って、お父さんにプレゼントしたい」と話した。
 藤田さんは「今年も呼んでもらって楽しかった。みんなと一緒にかわいいお菓子ができて良かった。これからもはつかいちごを食べてもらいたい」と話した。
 「はつかいちご」は同部会が栽培する廿日市市の特産いちご。品種は紅ほっぺで甘味と酸味のバランスがよく、しっかりとした食感を楽しめる。「はつかいちご」は、廿日市アグリセンターとJA産直ふれあい市場「よりん菜」で5月初旬ごろまで販売中。