広島県内農業ニュース
【ひろしま】県庁食堂で夏野菜カレー ハウス食品の企画コラボ 県産食材の消費拡大へ
2024.07.16
県内農業
広島県は1日から、広島市中区の県庁食堂でハウス食品の「広島の夏野菜食べつくしカレー2024」のレシピを使ったカレーの提供を始めた。8月30日までの期間限定で、1食650円。県産食材の消費拡大と地産地消を後押しする。
「広島の夏野菜食べつくしカレー2024」は、カレーの需要が高まる夏に合わせて、野菜の消費を後押ししようと同社や県、JA全農ひろしまなどが企画した。「チア!ひろしま 広島県産応援登録制度」に登録する、県産米「あきろまん」や和牛「元就」を使い、安芸高田市のチンゲンサイや長ナス、庄原市のダイコンなどをトッピングした。
食堂は職員以外も利用できる。同レシピをアレンジして、県産米とタマネギやミニトマトなどの野菜を使い、サラダ付きで1食当たり約200㌘の野菜が摂取できる。ちらしやポップで、「広島の夏野菜食べつくしカレー2024」と食材の産地をアピールする。
3日に県庁で玉井優子副知事に「広島の夏野菜食べつくしカレー2024」をPRした、高野町野菜組合の天根公昭組合長は「肥料や運賃の高騰など厳しい状況が続いている。県産食材を積極的に使ってほしい」と期待した。