HOME > 第12回ひろしま・ライスクッキング・コンテスト
JAグループ広島が、ごはんを中心としたバランスのよい“日本型食生活”の推進と“米消費拡大”を目的として開催してきた「ひろしま・ライスクッキング・コンテスト」は、今回で第12回目を迎えました。
コンテストを通じて、米食に対する意識はもちろん、地産地消への意識も高まり、広島県でこんなにたくさんの農産物が作られていることを初めて認識したというコメントも多く見られるようになりました。そこで今回は、日本一の生産量を誇る広島を代表する作物「わけぎ」にスポットを当ててより地産地消に対する認識をアップしてもらうことを念頭におき、わけぎを使った料理をテーマに掲げ、元気に一日を始める朝ごはんの献立を募集しました。
併せて、中学生・高校生が広島県産の食材に興味を持ちながら献立を考え、調理をすることで、地産地消、食と農への理解を促し、日本の農業のあり方について考えるきっかけとしてもらいました。
今回の応募総数は、以下の通りでした。
今年は約1,700名の応募の中から選ばれた21名が参加し、第2次の実技審査が行われました。
「わけぎ」を使った朝ごはんというテーマにずいぶん頭を悩ませたようですが、チャーハンやピザ・ふりかけなど、若い感性で考えた料理を、限られた時間の中で手際よく作り上げてくれました。
出来上がったのは、毎朝こんな朝食が食べられたらどんなに幸せかと思うような料理ばかり。
男子生徒たちの頑張りも、印象的でした。
第12回ひろしま・ライスクッキング・コンテストの最優秀賞:JAグループ広島賞には、広島県立呉商業高等学校3年の菊池早織さんが選ばれました。
菊池さんの作品は、「わけぎ」を使ったあんかけ卵焼きなどを作った「栄養満点朝ごはん」。
卵焼きの他、わけぎとエノキダケのベーコン巻き、サラダなどおかず全てに「わけぎ」を使用した、まさに「わけぎ」尽くしの朝ごはん。『「わけぎ」を使って料理したことがなく、どう使おうか悩んだ。地産地消に取り組むためにこれからも「わけぎ」の料理をしていきたい』と語ってくれました。