JAグループ広島は、平成24年11月20日に、第26回JA広島県大会を開催し、今後3年間のJAグループ広島がすすむべき方向性を示す『地域で育み次代へつなぐ農と協同』を決議しました。
今回の大会決議では、組合員の著しい高齢化に対応するため、組織基盤の拡充強化を土台とし、持続可能な地域農業の実践と総合事業性の発揮、及び将来にわたる経営基盤の充実強化に取り組むこととしております。
私たちはこの3年間に、社会・経済に甚大なる影響を与えた東日本大震災と原発事故を経験しました。TPPの問題、農業者の減少・高齢化の問題も待ったなしです。まさに今、農と協同を次代へつなぐために守るべきものは何か、優先すべきことは何かを常に考え、適切に取り組みをすすめることが求められています。 JAグループ広島は、この大会決議をもってそれを明らかにし、安心して幸せに暮らせる地域社会の実現に向け邁進してまいります。
大会決議事項を着実に実践に結び付けていくために、すべてのJAが取り組む重点実施事項と、それぞれのJAが置かれた状況に応じて取り組む事項を明確に分けて事業計画に反映させ、進捗管理を徹底し、JAグループ広島が一体となって取り組みます。