食を支える農業があらためて評価されている今こそ、食と農の距離を縮め、地域の食文化や食・農・命の大切さを伝えていきます。

- 昭和30年代頃まで、地域では地産地消が当然のように実践されていました。
しかし、今では、流通の発達、農業構造の変化、消費者の嗜好の変化などで、食と農の距離が遠くなり、地域の食文化や食・農、さらには命の大切さえも伝わりにくくなっている状況です。
特に、風土に根ざした食の衰退は、食習慣や食生活様式の変化に見られ、こどもたちの欠食、分食、孤食、個食といった心身の健康に影響を及ぼす原因として表面化しています。
その一方で、食の安全・安心を望み、食文化の継承を評価する消費者の声が高まっているのも確かです。『食育基本法』の制定、食品関連企業の食育活動などから、社会全体で、食生活を見直そうという機運も高まり、食を支える農業の再評価がはじまっています。
JAは、農業・農村に基盤を置く組織です。『食育基本法』第11条で記されているように、多様な体験の機会を積極的に提供し、食育の推進に関する活動に努めなければなりません。あらためて、"食"のあり方と"食"に果たす農業・農村の役割を学び広めることを基本に据えて、JAならではの「食農教育」に積極的に取組むことは、地域におけるJAの役割であると考えます。 




