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今週の最新ニュース
ホウレンソウの新規担い手歓迎
生産者から調整作業を学ぶ
福山市・箕島地区担い手育成協議会・佐藤さん
2012年5月15日掲載

福山市箕島町の箕島園芸組合ホウレンソウ部会の生産者が中心となって構成する箕島地区担い手育成協議会は、高齢化や後継者不足による生産量の減少を受け、4年前から担い手の育成を開始し、今年も担い手募集を行った。これまでに30代?60代までの5組が就農して出荷を始めるなど、成果を上げている。
同部会は担い手の育成に力を入れており、今年度も新たな担い手を迎え入れ、生産者らが1年かけて農業技術や知識を指導する。
第4期の担い手として農作業体験を始めたのは、同市幕山台の佐藤健作さん(35)。ハウス7棟と露地でホウレンソウを栽培する同部会の武永義雄さん(73)宅の作業場で、収穫終盤となったホウレンソウの調整作業を手伝っている。「以前から、ものづくりに興味があったんです」と話す佐藤さんは、尾道市の百島にあるイチゴ園で3年間、一人暮らしをしながら農業を勉強していたとき、同協議会の担い手募集を知った。実家から通えることに踏まえ、イチゴに比べて初期の設備投資が少なく、回転率もいいことから応募した。
佐藤さんは「いろいろな作業が体験できるので、とても良い勉強になる。迷惑をかけることが多いが、技術や知識を吸収したい」と意気込んでいる。
今後、実地体験を積み、圃場(ほじょう)や肥培など、ホウレンソウ農家のさまざまな作業体験を通じ、ノウハウを学ぶ。9月に播種(はしゅ)する予定で、10月下旬には初めて収穫を体験する。
(福山市)
遊休施設を活用して早期出荷
県産ブルーベリーが出番
2012年5月15日掲載

独特の甘酸っぱい味と機能性の高さから人気が高まっているブルーベリーの出荷が始まった。JA広島ゆたか上島選果場管内で栽培されたもので、ハウスミカン栽培で使用していた施設を活用することで一般に出回る露地物より1カ月早く出荷される。
ブルーベリーの露地物は出荷期間が6月下旬から2カ月程度と短い特徴がある。市場や販売店から出荷期間の延長や前倒しを要望する声が高まったことを受けて大崎上島町の農事組合法人「神峯園」の代表を務める横本正樹さん(63)らがハウス栽培を8年前に開始した。指導販売を担当するJA広島果実連の糸曽尋人技師は「春先が好天だったことで仕上がりは順調だ。生産量が増えつつある。県産全体のPR役として販売を強化したい」と話す。ハウス物は6月中旬まで出荷され、引き続き露地物の出荷が始まる。
(南部)
収穫が楽しみ!野菜土作り勉強会/警固屋小学校
2012年5月15日掲載

呉市立警固屋小学校2年生21人は、7日、同校2階バルコニーで土作りの勉強会を行った。勉強会は9日の春夏野菜の苗の定植に向け、実施。JA呉の営農指導員がプランターに対する土の量や、まさ土と堆肥を混ぜて土を作ること、苗を植えたら水をやり過ぎないことなどを説明した。まさ土に校庭の土を使ったので児童らは驚いていた。
説明を受けた後、児童らはスコップを使って小さな手で土を混ぜ、自分のプランターに移した。作業終には、「詳しく教えていただいたので、これからしっかり育てていきたい。育ったら見に来てください」と意気込みを語っていた。
(呉)
親子三代で梨ブランド支える
世羅幸水農園の前環(まえたまき)組合長
2012年5月 8日掲載

今年度、創立50周年を迎える世羅幸水農園の前環組合長(62)。広島を代表する梨ブランド「世羅なし」を栽培する県内最大規模(果樹栽培面積64ヘクタール)の農事組合法人を率いる。
収入が少なく混迷していた農園創成期の1969年に20才の若さで就農した。組合長を歴任していた父親らとともに当時前例がなかった幸水梨の栽培を手探りで模索しながら農園経営を支えた。度重なる気象災害を乗り越え、ようやく農園の経営が軌道に乗り始めた70年代後半までは言葉にできない苦労の連続だったという。「仲間がいたからできたこと。厳しい状況下でも辞めたいと思ったことはない」と前組合長は振り返る。
現在は組合創設時からの理念「人間優先」に基づき次世代の農園経営を担う若手育成に力を入れており、息子の真央さん(31)を始め多くの若手が就農するなど成果が現れている。
前組合長は「梨栽培を志す青年達が永続的に経営できるよう、傾斜地の改造や若木更新を進めて経営基盤を強化したい」と意気込む。同農園のみならず県果樹産業全体のけん引役である前組合長の手腕に期待が高まる。
(南部)
乾燥よもぎ、加工始まる
2012年5月 8日掲載

JA三次女性部吉舎支部が作る「乾燥よもぎ」が人気だ。「よもぎ餅」などを作る場合に不可欠なヨモギを、お湯で戻すだけでいつでも使えるようにした商品は、色つやや風味を保ったまま長期保存に耐え、春の香りが年中通して楽しめるため、主婦などから重宝がられている。
4月26日には、メンバーが摘み取り集荷したヨモギの若芽100キロ余りを、水洗いして炭酸水素ナトリウムを入れた鍋で茹で、荒切りして水分を切ってほぐした。後日、乾燥してフードプロセッサーで粉末状に砕く。260袋余りを作る計画で、5月下旬から販売状況に合わせて順次出荷する。
代表の有信愛子さん(66)は、「ヨモギの鮮度を保つため、摘み取り後すぐに加工しています。色鮮やかで風味も良く健康食材の商品は、お菓子やよもぎ茶など用途も広く、毎年完売しています」と話す。同支部では30年前からヨモギ加工に取り組み、収益は女性部の活動資金となっている。
「乾燥よもぎ」は、一袋50グラム入り399円(税込)で、JA三次アンテナショップへ出荷するほか受注販売も行う。
問い合わせは、JA三次吉舎支店営農経済課0824(43)2176まで。
(三次)
みんなの協力で壁画完成
2012年5月 8日掲載

東広島市立風早小学校の5、6年生90人は1日、JA芸南営農センターふれあい市の壁画の色塗りの仕上げ作業を行った。
児童らが山と海などを色塗りしたほか、デザインの一つとして参加者のうち20人の手形を壁画につけた。
同ふれあい市は、去年12月にリニューアルオープンし、店舗が広くなった反面、外観は殺風景だった。このため、生産者と消費者がふれあえる場になるようにと職員が壁に絵を描くことを考案。広島大学美術部と同校に依頼し、管内で取れるビワや柑橘、安芸津町に古くから伝わる龍の伝説を元にした絵などを描いた。
参加した児童は「手形をつけるのが難しかったが、楽しかった。」と話した。
(芸南)
桃の「花まぶき」作業に精出す 良質生産の準備着々
福山市神辺町竹尋地区・竹尋果実部会
2012年5月 1日掲載

福山市神辺町の竹尋地区では、竹尋果実部会のメンバーが桃の摘花作業に精を出している。同地区は、明治初期から桃の栽培が続く産地。独特の赤土と日当たり抜群の斜面を生かして作る桃は、玉太りが良く高糖度なため市場での評価も高い。
「花まぶき」とも呼ばれる摘花作業は、蕾(つぼみ)が付きはじめる3月上旬から5月上旬まで行われる。上向き花を落とし、下向き花を適度に間引くことで結実後の作業の効率化を図り、良質生産に努めている。
同地区の圃場(ほじょう)25アールで50本の桃を管理している三吉英機さん(70)は、清水白桃や夏おとめ、川中島白桃など5品種を栽培。3月上旬から、1本ずつ丁寧に摘花作業を進めている。「大きく味の良い桃をつくり、多くの人に味わってもらいたい」と三吉さん。夏場に続く日照りを防ぐため、稲わらを木の根元に敷き詰めるなどの高温対策も同時に進める。おいしい桃を作るためには、手を抜かない。
同部会では、害虫予防や袋掛けなどの作業を行い、7月中旬から収穫を始める。生産者は、自宅の作業場で選別した桃を4キロ箱に詰め、JA福山市竹尋選果場に持ち込む。同選果場で厳しいチェックを受け、安全・安心で栽培履歴の確認できる「ふくやまSUN」ブランドとして、地元福山市場などに出荷する。
7月下旬になると、選果場に直売所が設けられ、毎年、竹尋地区の桃を求める買い物客でにぎわいを見せる。
(福山市)
新たな春の特産化に向けて
県産の「南津海」が出番
2012年5月 1日掲載

気温が高くなる春の需要期に出荷できるカンキツ「南津海」の出荷が始まった。広島市中央卸売市場ではJA三原せとだ選果場管内で栽培された果実2トンが入荷し、キロ当たり平均380円で取り引きされた。
カラマンダリンから育成された品種で他のカンキツに比べて熟期が4月下旬頃と遅く、大型連休や母の日などの需要期に向けて出荷できる品種として注目されている。防寒、防鳥対策に労力がかかるものの、糖酸バランスが良いことに加え、剥皮性が良く食べやすい特徴から同JAを中心に県内でも新たな春の特産カンキツにしようと振興が進んでいる。
JAの片山武志担当は「独特の濃厚な甘味と適度な酸味に消費者の反響は上々だ。カンキツのリレー販売でアンカー役を担う品種として大事に育成したい」と話す。引き続き県内他産地からも出荷が始まり5月中旬まで販売される。
(南部)
農業機械安全使用で事故撲滅
2012年5月 1日掲載

三次市糸井町の圃場で4月20日、JA全農ひろしま主催の農業機械安全使用研修会があり、三次市や庄原市の農家や法人が参加した。「安全確認徹底で家族と農業を守ろう!」をテーマに、農水省が推進する春の農作業安全確認運動の一環として開く。
研修会では、JA全農ひろしまの担当者が、農作業事故の発生件数の推移や農機具別の事故率などのデータを紹介し、死亡原因の7割にあたる農業機械事故や高齢者事故の防止策を説明した。また、共催する(株)JA広島農機サービスが招いた農機具メーカーから、乗用田植え機の安全使用の説明や操作方法の実演もあり、参加者は大きな事故につながる農業機械の安全使用について理解を深めた。
(三次)
「甘くておいしい」「みずみずしくて新鮮」
神辺アグリセンター「ふれあい市」でイチゴが大人気
2012年4月24日掲載

福山市神辺町の海野守利さん(65)と道子さん(63)のイチゴが、JA福山市神辺アグリセンター「ふれあい市」で大人気となっている。
海野さん夫妻は、ハウス6棟14アールでレッドパールや紅ほっぺなど、4品種を栽培。足腰に負担が少ない高設栽培を取り入れ、害虫の天敵などを導入するなどして減農薬栽培に取り組んでいる。今年から出荷を始めた同ふれあい市では、「甘くておいしい」「みずみずしくて新鮮」と好評だ。
守利さんは「安全で安心なイチゴなので、洗わなくてもおいしく食べてもらえるんです」と話す。夫妻は、早朝からイチゴを収穫し、自宅の作業場で大きさや重さごとに選別。1パックに200グラム詰め、名前入りのバーコードシールを貼ってふれあい市に持ち込んでいる。
道子さんは「自慢のイチゴを、いろんな人に食べてもらいたくて出荷を始めた。おいしいと言ってもらえるのが、何よりうれしい」とほほ笑んでいた。
ふれあい市に並ぶのは、水曜日を除くほぼ毎日。5月下旬まで朝採り新鮮なイチゴが楽しめる。海野さんのイチゴは、ふれあい市に出荷するほか、近所の学校給食へも納入。児童の食農教育の一環として、イチゴの収穫体験なども精力的に行っている。
(福山市)





















